私は体力がなくて、大きい荷物を長時間持てない。
そのため、海外旅行ではずっと「機内持ち込み規定内のスーツケース」でやってきた。
アジアやヨーロッパでは、小さめのスーツケースで特に困ったことはなかった。
今回の南米旅行も、最初は同じ感覚で考えていた。
「小さめのスーツケースでいけるだろう」と。
でも、LATAM航空とアビアンカ航空の機内持ち込み規定を事前に確認して、
その前提は完全に崩れた。
出発前に「今までと全然違う」と気づいたきっかけ
LATAMとアビアンカの規定をちゃんと読んで、違和感に気づいた。
アジアやヨーロッパと違い、南米路線では
頭上の棚を使う荷物は追加料金がかかる という扱いだった。
無料で持ち込めるのは、足元に置ける「手回り品」だけ。
無料で持ち込める手回り品はかなり厳しかった
無料でOKなのは、
- サイズ:45 × 35 × 25cm以内
- 容量:約10キロ
- 足元に置けるもののみ
つまり、
一般的なキャリーケースや小さめスーツケースはほぼ対象外。
「機内持ち込み=無料」という、これまでの感覚は通用しなかった。
車輪やハンドルがあるとNGっぽくて絶望した
さらに厳しかったのが形状の問題。
- 車輪がついている
- ハンドルがある
これだけで、手回り品として扱われない可能性が高そうだった。
そこで私は、
- 車輪を取り外せる
- ハンドルを完全にしまえる
背負うとリュックに見えるスーツケースを探し始めた。
最初はバックパックで行こうと思っていた
南米は移動が多い。
石畳や段差も多そうだし、キャリーケースより背負える方が楽かもしれないと思い、最初はバックパック一本も検討していた。
ただ、現実的に考えると、
- 35Lのリュックを長時間背負えない
- 肩や腰がつらくなる
- 空港や移動日で体力を使い切りそう
私には無理があると感じた。
でも、そんなスーツケースはほとんど見つからない
探してみると、想像以上に厳しかった。
- 背負えるが車輪丸見え
- 車輪が取り外しNG
- 転がすときに使用するハンドルが隠せない
正直、「これ本当に存在するの?」というレベルで迷走した。
追加料金を考えると現実的じゃなかった
今回の旅では、飛行機に乗る回数が8回ほどあった。
もし毎回、
- 頭上の棚を使う → 追加料金
- 機内持ち込みアウト → 預け荷物
となると、
追加料金だけで10万円以上になる可能性があった。
| 区間 | 主な航空会社 | 追加料金目安 | 備考 |
| 1. ブエノス → カラフェテ | アルゼンチン航空 | 0円 | 8kgまで無料なことが多い |
| 2. ナタレス → サンティアゴ | LATAM / Sky | 約 5,000円 | 国内線料金 |
| 3. サンティアゴ ⇄ イースター島 | LATAM | 約 18,000円 | 往復分。離島路線は割高 |
| 4. サンティアゴ → カラマ | LATAM / Sky | 約 5,000円 | 国内線料金 |
| 5. ウユニ → ラパス | BoA | 0円 | 7kgまで無料(BoAの場合) |
| 6. ラパス → クスコ | LATAM | 約 10,000円 | 国際線料金 |
| 7. クスコ → リマ | LATAM / Sky | 約 4,000円 | 国内線料金 |
| 8. リマ ⇄ イキトス | LATAM / Star Peru | 約 8,000円 | 往復分 |
| 9. リマ → グアヤキル/キト | Avianca / LATAM | 約 12,000円 | 国際線料金 |
| 10. グアヤキル ⇄ ガラパゴス | Avianca / LATAM | 約 18,000円 | 往復分。離島は非常に高い |
体力的にも、金銭的にも、これは避けたかった。
最終的に選んだ現実的な妥協策
最終的に選んだのは、
- 背負えるタイプのスーツケース
- +小さめのリュック
そして、空港にいる間だけ調整する方法。
リュックの中身の一部を
アウターやネックピローに移して、
足元に置く荷物を規定内に寄せる作戦にした。
完璧な解決策ではないけれど、
体力的にも精神的にも一番現実的だった。
体力がない人ほど「理想の装備」を目指さない方がいい
今回感じたのは、
- 規定を完全に満たす装備を探すより
- 現実的に通過できるラインを探す方が楽 ということ。
体力がない人にとって、
空港で揉めたり、その場で判断を迫られるだけで大きな消耗になる。
まとめ|南米フライトは感覚を切り替える必要がある
南米のフライトは、
アジアやヨーロッパと同じ感覚で考えると本当に危ない。
- 無料なのは足元に置ける手回り品だけ
- 頭上の棚は追加料金
- 規定は想像以上に厳しい
私は出発前に気づけたことで、
荷物も気持ちもかなり救われた。
これから南米に行く人、特に体力に自信がない人ほど、
早めに荷物の前提を見直した方がいいと思う。

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